AGAの見分け方ってあるの?
円形脱毛症との違いは?
こんな疑問にお答えします。
本記事では、『AGAの見分け方』について分かりやすく解説しています。
ぜひご覧ください。
AGAの見分け方
AGAの見分け方はこちらです。
・抜け毛で見分ける
・ハゲてくる場所の特徴で見分ける
・遺伝で見分ける
1つ1つ見ていきたいと思います。
AGAを抜け毛で見分ける
AGAの抜け毛の特徴として「短くて細い髪の毛が抜けている」ということがあります。
どんな人でも髪の毛は抜けて、生えてを繰り返しすヘアサイクルというものがあります。
正常な抜け毛なら太く長い髪の毛です。
それは、正常なヘアサイクルでは、髪の毛は2〜6年の成長期があってから抜けていくので、太く長い髪の毛が抜けていくことになります。
しかし、
AGAになるとヘアサイクルは乱れてしまい、髪の毛が数ヶ月から1年ぐらいの成長期しかなく、細くて短い髪の毛が抜けていってしまいます。
AGAは髪の毛が十分に成長することなく抜けていくので、頭皮が薄く見えるようになってきます。
AGAのハゲてくる場所の特徴で見分ける
AGAの特徴として、髪の毛が薄くなってくる場所あります。
これらの特徴として、いきなりハゲるのではなく、だんだんと薄くなってきます。
つむじが薄くなってきている
頭頂部のつむじだけが薄くなってくるのがAGAの特徴です。
他の部分は薄くなっていないことが多いので、分かりやすく見分けがつきます。
額の生え際がM字に薄くなってきている
もう一つの特徴として、額の生え際がM字に薄くなってきます。
お風呂上がりなど、髪の毛をあげてみて、M字に額が薄くなってきていたら、AGAの可能性があります。
つむじ、額の生え際の両方が薄くなってくる
先ほどあげた特徴の両方が当てはまる人も、AGAの特徴になります。
AGAは進行性の脱毛症です。
症状が進んでくる前に、自分の髪の毛の状態を把握するようにしましょう。
AGAを遺伝で見分ける
AGAになる人とならない人の違いは、「遺伝」が要因に挙げられます。
まずAGAの仕組みを理解していないといけません。
ここで大事なのが、
「5α-リダクターゼという酵素の活性の強さ」と、「DHTと結合する受容体との感受性」は遺伝によって引き継がれるということです。
『活性が強い5α-リダクターゼ』と、『DHTと結合する感受性が強い受容体』
この2つを遺伝してしまえば、AGAになる可能性が高いということです。
親族にAGAの人がいれば、自分もなる可能性があります。
AGAと円形脱毛症との違い
AGAは進行性で、だんだんと薄毛になってきます。
しかし、円形脱毛症は、前触れもなく突然髪の毛が抜けます。
AGAと違い特定の場所が薄くなるのではなく、一部分が円形に抜けたり、複数の箇所に抜けることがあります。
円形脱毛症の原因
昔は、ストレスが原因と言われることがありましたが、
最近の研究では、「自己免疫機能の低下」が原因とされています。
円形脱毛症では自分の毛根が異物とみなしてしまい、毛根を攻撃してしまことで髪の毛が抜けてしまいます。
円形脱毛症の治療
治療法はいまだに確立していませんが、2017年度版の円形脱毛症診療ガイドラインでは、
「ステロイド局所注射」、「局所免疫療法」、「ステロイド外用療法」の3つの治療を行うように勧めています。
AGAを治療していく
AGAを治療していくには、2つの薬が有効です。
「ミノキシジル」…髪の毛が生える
「フィナステリド」or「デュタステリド」…AGAの進行を抑える
ミノキシジルはリアップなどの発毛剤に含まれているので、手軽に購入することができます。
しかし、
プロペシアやザガーロは、病院やクリニックで処方してもらうのが安全で安心できます。
自分がAGAかなと思ったら、病院やクリニックに診てもらうのがおすすめです。