ミノキシジルって何なの?
AGAや薄毛への効果はあるの?
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・ミノキシジルとは
・ミノキシジルとAGA・薄毛との関係
このような内容について分かりやすく解説します。
ぜひご覧ください。
ミノキシジルとは
ミノキシジルとは、「リアップ」や「スカルプD」など発毛剤の主成分です。
壮年性脱毛症における「発毛」と「脱毛(抜け毛)の進行予防」の効果が認められています。
厳密な臨床試験を経て有用性が確認され、一般用医薬品としての発毛剤が承認・発売されました。これまでに、世界90ヵ国以上で承認され使われています。
男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインの2017年度版では、ミノキシジルの外用は推奨度Aで、男性型脱毛症において行うように強く勧められています。
ミノキシジルのAGAへの効果
壮年性脱毛症では、髪の毛の根っこにある毛包が成長期に十分に成長しないため、毛包がどんどん小さくなっていき、髪の毛が生えにくくなってきます。
ミノキシジルは、毛包に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進することによって発毛及び毛髪の成長を促します。その結果、正常なヘアサイクルに戻ります。
AGAに対しての効果が出る期間
ミノキシジル5%では「4ヵ月以上」の使用で効果がみられました。
ミノキシジルは、毎日コツコツ継続して使用する必要があります。
詳しいデータはこちらをご覧ください。
>>ミノキシジル5%製剤の長期投与試験結果データ
AGAの進行を予防し、発毛及び毛髪の成長を促していくためには、ミノキシジルの発毛剤だけ使っていれば良いというわけではありません。
発毛剤の効果を最大限に発揮させるためには、発毛剤の使用とともに頭皮環境と生活習慣を整えていくことが大切です。
シャンプーをしないで寝たりすることや、シャンプーのすすぎが足りないと、頭皮環境は悪い方向に進んでいってしまいます。
髪の毛に悪い習慣をしている方は、毎日の生活を見直してみましょう。
ミノキシジルの副作用
ミノキシジル5%製剤の長期投与試験結果によると、被験者の8%の方に、湿疹と炎症が生じたとされています。
塗布した部分に、かゆみと炎症が現れた場合には、使用するのを止めるようにしてください。
症状が度重なる場合は、かかりつけの医師に相談するようにしてください。
ミノキシジルと血圧の関係
ミノキシジルは、もともとは血圧降下作用を現す降圧薬です。
ミノキシジルの発毛剤を使う際には、「高血圧の人、低血圧の人」「心臓又は腎臓に障害のある人」「むくみのある人」は、かかりつけの医師に相談するようにしてください。
ミノキシジルに対してよくある質問
ミノキシジルに対してよくある質問に対して答えていきます。
ミノキシジルの発毛剤と育毛剤は両方使っていいの?
発毛剤と育毛剤は併用してはいけません。
同時に使うことで、成分の吸収に影響し、副作用の頻度が上昇する危険があります。
発毛剤と育毛剤の違いについては、こちらの記事をご覧ください。
ミノキシジルは女性でも使えるの?
ミノキシジル5%製剤(リアップX5、スカルプDメディカルミノキ5など)は、女性が使うことは適していません。
アメリカでは、ミノキシジル5%製剤が承認されていますが、日本ではミノキシジル5%製剤を女性に適用した臨床試験が行われていません。
女性の方は、ミノキシジル1%配合の製剤(リアップリジェンヌ)を使用するようにしてください。
日本でミノキシジル1%製剤の臨床試験が行われ、「頭髪密度」を高める効果が実証されています。
詳しいデータはこちらをご覧ください。
>>成人女性へのミノキシジル1%製剤の臨床試験結果データ
ミノキシジル:まとめ
本記事のまとめポイント
・ミノキシジルは発毛剤の主成分
・AGAに対して効果あり
以上です。
根本的にAGAを治療するなら、病院やクリニックに行くことをおすすめします。
おすすめは「AGAヘアクリニック」です。